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べにふうき(紅ふうき)茶は花粉症に効果あり!?オススメ飲み方や実飲レポ

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田舎暮らしをはじめて、周りの自然が豊かなのは良かったのですが、それだけいろんな植物の花粉も多く、特に春はスギ、ヒノキ、秋はイネ科植物の花粉症に悩まされることになってしまいました。

田舎だから空気が綺麗だと思っていたのに、思わぬ伏兵に想定外の事態でした。

そこで何とか症状が軽くならないかと毎年試行錯誤しています。

そんな中で今年からトライし始めたのが、今回紹介する「べにふうき」という緑茶です。

べにふうき茶の効果やオススメの飲み方などご紹介していきます。

 

 べにふうき茶は、花粉症に効果あり?

数年前にある番組で花粉症に効くということで「べにふうき茶」が紹介されて、一気にブームになった年があったと記憶しています。

その時は、変わった名前のお茶があるなあ~という程度にしか思っていなくて、気にも止めませんでした。

最近はそのようなブームも去って、落ち着いているようですが、「べにふうき茶」の愛飲家の人はそれなりにいるようです。

そもそもなぜ花粉症に効果があると言われるようになったのでしょう?

まずは、べにふうき茶とはどんなお茶なのかというところから見ていきましょう。

べにふうき茶とは?

お茶の品種としては、1995年に品種登録されたようです。もともとは紅茶や半発酵茶として開発された品種だそうです。

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この品種の親は、インド由来の「べにほまれ」と日本で品種改良されていた「枕Cd86」の交配によって生み出された品種とのこと。

それまでは、日本には紅茶用の品種がなかったんですね。

抗アレルギー作用の「メチル化カテキン」の発見!

べにふうきの成分分析が進み、1999年に「べにふうき」に抗アレルギー作用をもつ「メチル化カテキン」が豊富に含まれていることが発見されます。

このメチル化カテキンは、成熟葉に多く含まれ、茎には含まれいないことや紅茶に加工してしまうと酸化酵素の働きで消滅してしまうことがわかってきました。

したがって、メチル化カテキンを有効に摂るためには、緑茶にする必要があります。

また、緑茶に加工する際にも強い火入れなどは、メチル化カテキンが減少するので注意が必要だそうです。

メチル化カテキンの効果的なとり方、飲み方は?

メチル化カテキンは、高温の水に溶出しやすいのでべにふうき茶葉を熱湯で5分以上煎じて飲むのが効果的です。

粉末茶の場合は、沸騰させた熱湯を注いで撹拌して1分以上おいて少し冷ましてから飲むのがいいようです。

効果が期待できる1日の飲む量や目安は?

人による臨床試験の報告 (日本臨床栄養学会誌 (2005) 27 (1) pp.33-51) では、アレルギー性通年性鼻炎の有意な軽減効果が認められた1日に必要なメチル化カテキン (EGCG3”Me + GCG3”Me) は、34mgでした。

この34mg/日を摂るためには、購入したべにふうき茶のメチル化カテキンの含有量によって計算してみる必要があります。

例えば、私が購入したべにふうき茶(粉末)には、下のような試験検査成績書が入っていました。

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試験結果の赤丸部分(1.7g)がこのべにふうき茶100gに含まれるメチル化カテキンの含有量です。パーセントに言い換えるとこのべにふうき茶には、1.7%のメチル化カテキンが含まれていることになります。

ということは、1日に必要なべにふうき茶の量は、34mg/0.017=2000mg(2g)ということになります。

目安とするとティースプーンすり切り2杯分のべにふうき茶(粉末)を摂れば、効果がでるとされる34mgのメチル化カテキンを摂ることができそうです。

※ただし、粉末茶に熱湯を注いで撹拌した際のメチル化カテキンの溶出割合の試験データがありませんでしたので、計算の便宜上100%溶出すると仮定して計算しています。

おそらく実際には、100%溶出することはないと思われるので、最低限の目安量の計算方法と理解してください。

オススメは、最低限の量で様子を見ながら、量を調整していくのがいいと思います。

実際に飲んでみての感想など

私の場合は、2月ぐらいから飲み始めました。はじめは1日2gの粉末量からスタート、3月中は、例年になく症状が軽かったです。

ただ、3月末から4月に入ってからヒノキ花粉の影響かと思われますが、だんだんと目のかゆみとくしゃみ、鼻水が増えてきました。

今年(2018年)は、暖かくなるのが早く、スギ、ヒノキ花粉の飛散が早く、量も多いそうで、いつもは4月下旬から5月ぐらいにくるヒノキ花粉が3月末から4月にピークがきているようです。

症状がひどくなってきているので、最近はべにふうき茶の量を1.5倍(ティースプーン3杯/日)に増やして、飲むようにして様子を見ています。

私の場合は、確実に症状の軽減には効果がでていると実感しています。

今回購入したべにふうき茶(粉末)は、こちらです。

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楽天市場でのレビューが一番多かったので、まずはこの商品を購入してみました。これを飲みきったら、また別のものを試して見たいと思います。

 まとめ

  •  べにふうき茶は、花粉症などのアレルギー症状の軽減に効果がありそう。
  • べにふうき茶には、抗アレルギー作用のメチル化カテキンが普通の緑茶以上に多く含まれている。
  • メチル化カテキンを効率よく摂るためには、茶葉の場合は熱湯で5分以上煎じる必要がある。

抗アレルギー作用のメチル化カテキンを効率よく摂るために、正しい飲み方で花粉症の軽減をしていきましょう。