ココナッツオイルの効果・効能とは?おすすめの使い方3選!
健康食品、スーパーフードとして話題のココナッツオイルについて紹介していきます。気なるココナッツオイルの効果・効能とおすすめの使い方を調査してみました。
早速、見ていきましょう!
ココナッツオイルの効果・効能とは?
ココナッツと言えば、南国のイメージですよね。写真のヤシの実=ココナッツです。
この実の中の白い部分(胚乳・はいにゅう)から搾られた油(オイル)がココナッツオイルですね。
近年、ココナッツオイルが身体に良いとして、特にハリウッド女優などが愛用していることがニュースとなり、日本でもココナッツオイルブームがきています。
特にバイキングという番組でミランダ・カーがココナッツオイルを愛用していることが放送されるとその反響が大きかったようです。
海外セレブのおすすめとなると気になりますよね。
ミランダは、ココナッツオイルを料理にはもちろん、髪のトリートメントやスキンケアオイル、メイク落としにも使っているようです。
ミランダさんの髪や肌を見ているとココナッツオイル効果かと思ってしまいますね。
実際の効果・効能はどうなんでしょか?
よく言われている効果・効能は、以下の通りです。
美容
ココナッツオイルには、ビタミンEが豊富に含まれているため美肌効果が期待できます。
さらに、肌荒れ、乾燥にも効果的です。
また、抗菌、抗酸化作用をもつラウリン酸を含んでいるため、免疫力を高める効果が期待できます。
健康
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、悪玉コレステロールを減少させる働きがあるので成人病の予防にも効果的です。
ダイエット
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を豊富を含んでいるため中性脂肪をつきにくくして、代謝を高める効果が期待できます。したがって、ダイエットにも効果的です。
以上のような効果・効能が期待できるのには、ココナッツオイルに中鎖脂肪酸が多く含まれているのがポイントです。
中鎖脂肪酸(MCT)とは?
ココナッツオイルには、約60%の中鎖脂肪酸が含まれています。中鎖脂肪酸は、ココナッツの他にパームフルーツや母乳、牛乳にも含まれる天然成分です。
中鎖脂肪酸は、名前の通り分子レベルでみると繋がっている炭素の数が他の植物油(キャノーラ油、オリーブオイルなどの長鎖脂肪酸)に比べて約半分と短い特徴があります。
この短さ故に水と馴染みやすく、他の油に比べて、約4倍早くエネルギーに分解されます。糖などと同じく小腸から吸収されてすぐに肝臓に運ばれ、分解されます。
一方、長鎖脂肪酸は小腸から吸収されるとリンパ管や静脈を通り、脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ必要に応じて分解されます。ゆえに貯まりやすい。
このような性質をもつ中鎖脂肪酸の医療や介護の現場でも積極的に活用されています。
海外の認知症改善報告事例、ココナッツオイルが認知症の予防に貢献!?
ココナッツオイルの効能で非常に興味深い海外の報告事例があります。
メアリー・ニューポート博士の報告事例です。
報告の内容は、メアリー博士の夫がアルツハイマー病にかかっており、かなり進行した状態だったにもかかわらず、ココナッツオイルと低炭水化物の食事療法を試したところ、症状に劇的な改善がみられたことが報告されています。
メアリー博士が行ったことの詳細は、1冊の本にまとめられて出版されています。
この本は、ドイツ語、フランス語、日本語に翻訳されています。日本語版はこちらです。
アルツハイマー病が劇的に改善した! 米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能 / メアリー・t・ニューポート 【本】
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 医学・薬学 > その他
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メアリー博士がTED(有名なプレゼン番組)で講演したときの動画(英語)があります。英語ですが、スライドを見るだけでも、ココナッツオイルを摂ることでどんな症状の改善がおきたのかなんとなくわかると思います。
メアリー博士がこの事例を発表してから、同じように食事療法を試したアルツハイマー病の患者さんの改善事例が増えてきています。
まだまだ経験的な知見でしかありませんが、中鎖脂肪酸を習慣的に摂取することで症状の改善が見られることは事実のようです。
おすすめの使い方3選
では、ココナッツオイルをどのように普段の食事の中に取り入れていけばいいのか?
おすすめの使い方を3つほどご紹介したいと思います。
無理なく毎日の食事習慣の中にうまくココナッツオイルを取り入れていくことが必要です。
おすすめの使い方
- コーヒーを飲む習慣がある人は、コーヒーに入れて飲む(分量はコーヒー一杯あたりティースプーン1杯~2杯)
- 野菜サラダにドレッシングのようにかけて食べる(分量は大さじ2杯程度)
- パン食の人は、トーストなど塗って食べる
ココナッツオイルの使い方の注意点としては、1日大さじ2杯以上とりすぎないことと加熱しすぎないことです。
一度にたくさんとっても身体が受け付けません。場合によっては下痢などの副作用がでる可能性があります。
加熱しすぎると発火する可能性があるので調理に使う場合は、加熱後の食材にかけるなどの使い方がいいと思います。
ココナッツオイルの保管については、酸化に強い油ですので特に気を使う必要はありません。
ココナッツオイルは融点が約25度ですので室温の変化で白く固まったり、透明の液体になったりしますが変質するわけではないので問題ありません。
ココナッツオイルの正しい選び方
ココナッツオイルには、実にいろいろな銘柄がありどれを選べばいいのか迷うこともあると思います。
そこで選ぶ基準は以下の通りです。
ラベルに「エキストラヴァージンオイル」と記載があるもの
販売実績がしっかりあるメーカーのもの
価格がほかのメーカー品と比べて安すぎないもの
ココナッツオイルには、製造工程の違いなどで大きく3種類あります。
- 精製ココナッツオイル
- ヴァージンココナッツオイル
- エキストラヴァージンココナッツオイル
ココナッツオイルのちゃんとした効果・効能を期待するには、エキストラヴァージンココナッツオイルだけを摂取しましょう。
間違いのないメーカーはこちらです。
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まとめ
- ココナッツオイルの効果・効能は豊富に含まれる中鎖脂肪酸のおかけで美容、健康、ダイエットに効果が期待できる。
- 最近の研究では、認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病への予防、治療としても効果・効能が実証されつつある。
- ココナッツオイルのおすすめの使い方は、普段の食事の中にうまく取り入れていくことが重要。コーヒー、サラダ、パンへのトッピングがおすすめ。
スーパーフードのココナッツオイルは、現代人の食生活には必須の食品かもしれませんね。毎日の食生活の中にうまく取り入れていきましょう。