【自家製】梅エキスから梅ジャムへのリレーレシピ(完熟梅の活用)
梅シリーズの第4弾になります。我が家の梅も青梅のときに取り切れなかったものがだんだんと黄色く完熟してきました。
この完熟梅を利用した簡単梅エキスの抽出方法と簡単梅ジャムの作り方を紹介します。
早速行ってみましょう!
【自家製】完熟梅を活用した簡単梅エキスの抽出方法
6月も下旬になってくると梅が樹上で完熟して黄色くなってきます。同時に梅の甘酸っぱい香りも漂ってきます。
今回は、この黄色に完熟した梅を利用します。
用意する材料
完熟梅1kg
※スーパーなどで売られている梅も買ってきて2,3日置いておくと黄色く熟してきますので、それを使ってください。
梅エキスの作り方
- 梅をよく洗って、ヘタを取って、水気をとっておきます。
- 耐熱ガラスのボールに梅を入れて、耐熱ラップでフタをします。
※小さなガラスボールの場合は、何度かに分けておこないます。
ガラスボールでなくても電子レンジ対応の陶器の丼ぶりの器などでもOK。
- 電子レンジで3分(1000W)程度チンします。
※ボールの底に水分がでてきます。それが梅エキスです。
- できた梅エキスは、陶器かガラス製の器に取っていきます。
- この作業を3~4回程繰りかえして梅エキスをとっていきます。2回目以降は、レンジの時間は1から2分程度でOKです。すでに梅が熱くなっているので短時間で大丈夫です。
4回程繰り返すと梅がボロボロになってきます。
梅の皮と果肉が分離してきます。こんな状態になればOKです。
梅エキスも1カップ(200CC)程度は、とれていると思います。
別の器に入れたエキスは、そのまま冷まして密閉容器に入れて保存するか、澱が気になる場合は、一度キッチンペーパーかコーヒードリップのペーパーなどで濾してもOKです。
梅のクエン酸たっぷりのエキスの完成です。
保管は、ガラスかホーローか陶器の器に入れて、冷蔵庫で保管してください。1ヶ月程度は十分にもちます。
梅エキスの活用
この梅エキスは、梅サワー、梅の焼酎ロック、なんちゃって梅酒、梅ジュースなどに使えます。
小さじ一杯程度を加えることで梅感が半端なくでます。
料理には、酢の物やそうめんのつけ汁に入れてもおいしいです。
リレーレシピ・梅ジャムの作り方
梅エキスをとって残った、梅はそのまま捨てるのはもったいないので梅ジャムにしちゃいます。
- 残っている梅をザルに入れて、すり棒でタネ、果肉、皮をさらに分離していきます。
最後は、タネと皮が残ってきますので、適度なところで完了です。
ガラスボールにとったつぶした梅の果肉
- ここに砂糖を振りかけていきます。
砂糖の量は、この梅の果肉の量の7~8割程度が目安です。甘めがいい場合は、砂糖を8割~9割にしてもOKです。酸っぱいのがいい場合は、7割程度がいいでしょう。
※今回の砂糖は、すこし贅沢に精製していないサトウキビからとっただけの原砂糖を使いました。この砂糖のほうがミネラルが圧倒的に白砂糖にくらべて多いので、健康にはいいです。
- 次にこの砂糖をまぶした状態のまま、レンジに入れて12分(600W)程度加熱します。途中、2,3回取り出して混ぜてください。甘さの微調整もこの時にすると良いでしょう。砂糖を追加していくしかないですが。※レンジに入れる際は、ラップ等はしないでください。
出来上がりの状態です。砂糖が茶色砂糖だったのと光の関係で色が茶色になっていますが、もうすこし明るい黄色です。
これをガラスの器にとって、冷蔵庫で保管します。1ヶ月程度は十分にもちます。
この梅ジャムは、とてもおいしいです。
パンやヨーグルトに付けて食べると絶品です。
まとめ
完熟梅の活用で梅エキスから梅ジャムへのリレーレシピを紹介しました。暑い夏を乗り切るために夏バテ防止に効果的な梅をうまくとっていきましょう。