スーパーフードの実食・オススメレビューの特集!

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米ぬかの栄養素と植物乳酸菌のパワーが凄い!

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米ぬかは、ご存知のとおりお米の精米過程で出てくる玄米の表皮や胚芽が混ざったものですね。

米ぬかそのものを食べるわけではありませんが、米ぬかを利用してぬか漬けする発酵食品には欠かせないものです。

今回は、米ぬかの驚きのパワーを紹介したいと思います。

早速いってみましょう!

 米ぬかの栄養素とは?

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米ぬかには、お米の栄養素がいっぱい含まれています。捨てるなんてもったいないですね。

米ぬかの栄養素は、炭水化物、脂質、ビタミンB群、不溶性食物繊維が多く含まれています。

また、最近注目のポリフェノールの一種であるフェルラ酸や植物ステロール(コレステロールの吸収を抑制する働き)、ガンマ-オリザノール(米ぬかの特有成分・血中の脂質を低下させる)なども豊富なことがわかってきました。

米ぬかすごいですね。

米ぬかの選び方と保存方法とは?

米ぬかは、酸化しやすいので精米直後に真空包装されたものがベストです。

さらに、無農薬栽培米からとられたものがいいです。

素性のわからない米ぬかは、農薬などのリスクもあるのであまりオススメできませんん。

開封したらすぐに使いきるか、あまったりした場合は冷凍保存して一ヶ月以内に使い切りましょう。

炒りぬかにするのもおすすめです。

炒りぬかの方法

中火にかけたフライパンで2~3分程度、乾煎りするだけでOKです。密閉容器で1週間は保存ができます。

炒りぬかの活用方法とは?

 炒りぬかは、ハンバーグなどのひき肉料理や味噌汁、スムージー、クッキー、パンの生地などに少しずつ混ぜて活用するのがおすすめです。

栄養満点です。

ぬか漬け・ぬか床の基本とは?

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 ぬか漬けのぬか床を作る場合は、米ぬかと同量の水(浄水器で塩素を除去した水か軟水のミネラルウォーター)と米ぬかに対して10~13%の粗塩を用意します。

まず、米ぬかと粗塩をよく混ぜ合わせます。

次に水を混ぜて昆布や唐辛子など加えます。

ぬか床には、捨て野菜(キャベツ、白菜の外葉、大根やカブの葉など)から漬け始めます。

はじめの2週間ほどは1日1~2回よく混ぜて、3~4日ごとに捨て野菜を替えていくと発酵が進み、酸っぱい臭いに変化してきます。

ここまでくれば本漬けを始めることができます。

基本的に常温で漬けていきます。冷蔵庫にいれてもいいですが温度が低いと発酵が遅くなります。

肉や魚などに使う場合は、ぬか床をまんべんなく塗って一晩置いて、水洗いして水分を拭いてから焼くと臭みもなく柔らかく仕上げることができますのでお試しあれ。

ぬか床の効果とは?

ぬか床に野菜を漬けると水分が抜けて柔らかくなり、乳酸菌や酵母の働きで香りや甘みが増します。

基本生なので野菜の栄養素がそのままとれます。プラスアルファでぬか床由来の植物性乳酸菌やビタミンB群などがとれます。

植物乳酸菌は、ヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも胃酸に強く、生きたまま腸に届き腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。

いわゆる腸内フローラの改善に効果的です。

まとめ

  • 米ぬかの栄養素は、玄米の栄養素がたっぷりと含まれている。
  • 米ぬかの選び方は、無農薬米のものを選ぶのがベスト。
  • 米ぬかの保存は、冷凍保存か炒りぬかにする。
  • ぬか床には、植物性乳酸菌や酵母が生きていて食材の旨味を引き出してくれる。
  • ぬか床は、栄養素が満点、植物性乳酸菌が腸にもいい。

江戸時代から活用されてきた米ぬかを活用しないのはもったいないですね。

でも農薬の問題があるので無農薬栽培の米のぬかを利用しましょう。

日本人の身体にあったぬか漬けは、スーパーフードといっていいでしょう。