健康食品・大豆の効能に驚き!大豆イソフラボンがすごい!
日本人と大豆は、かなり古い時代からの付き合いがある食材です。しかもいろんな加工方法で多様な食品の原料として活用してきています。
一つの食材でこれだけいろんな食べ方を開発してきていることにあらためて驚きますね。
そんな日本人にとって馴染み深い大豆の凄い健康効果を紹介していきます。
それでは早速行ってみましょう!
健康食品・大豆の効能とは?
最新研究から見えてきた大豆イソフラボンの健康効果は、男性に特有の前立腺肥大や前立腺ガンを予防する効果があることがわかってきました。
生活習慣の変化によって、日本でも前立腺ガンの罹患率が上がってきています。
引用:https://www.zenritsusen.jp/epidemiology/
上のグラフをみると前立腺ガンの増え方が異常ですね。1995年から2020年の予測値ですが、約10倍に増加しています。男性としては、恐怖ですね。
ただし、いままでの研究結果から大豆イソフラボンの摂取量が多い人は、前立腺ガンの進行や死亡率や発生率が低いことがわかっています。
アメリカ人の男性と比べても日本人の前立腺ガンでの死亡率は、かなり低く約1/5程度です。
この違いを生んでいるのが、大豆イソフラボンの摂取量の違い、つまり食生活の違いではないかと言われています。
日本人の食生活が欧米化したといってもまだまだ大豆食品をよく食べますからね。
また、男女問わずに効果が期待されているのが、骨粗しょう症の予防効果です。
大豆イソフラボンの女性ホルモンのような作用によって、骨の分解を抑制する作用があることがわかってきています。
骨の維持のためにも大豆イソフラボンを積極的にとる必要がありますね。
従来の研究では、女性の更年期症状の改善、乳がんの予防などの健康効果がわかっていますが、最近の研究では男性にも効果が期待できることがわかってきました。
大豆イソフラボンの効果的なとり方とは?
大豆イソフラボンは、大豆食品には含まれていますが、何をどれくらいとれば良いのかみていきます。
大豆イソフラボンの摂取目安は?
1日70~75mgが目安です。
大豆加工食品に含まれている大豆イソフラボンの量をまとめました。
- 納豆1パック(45g) 36mg
- 木綿豆腐半丁 42mg
- 絹ごし豆腐半丁 38mg
- 豆乳(調整200ml) 41mg
- きな粉(大さじ2・12g)19mg
- 大豆水煮(30g) 13mg
- 昆布煮豆(30g) 11mg
- 味噌汁(1杯味噌20g) 6mg
朝に納豆、夕食に豆腐半丁を食べれば1日に必要な大豆イソフラボンは録れますね。
ただし、大豆イソフラボンは大部分が1~2日で体外に排出されてしまうので、毎日1回は大豆食品を食べるようにしたほうがいいですね。
大豆の他の健康効果とは?
大豆タンパク質は、コレステロールの低下効果があり心臓病や肥満・糖尿病などの予防にも効果があることがわっています。
大豆は、栄養バランスがいいまさにスーパーフードですね。
大豆をそのまま摂る超簡単おすすめレシピ!
無農薬の安全な国産大豆を使って、サラダに混ぜると美味しい「蒸し大豆」はいかがでしょうか。
作り方は、いたって簡単! 乾燥大豆を1晩水に浸けておいて、それを蒸すだけです。
蒸した大豆は、いろんな野菜サラダに混ぜて完成です。いろんなドレッシングをかけて食べれば、飽きることもありません。
蒸し大豆は、タッパなどに入れて冷蔵庫で保管すれば1週間は十分にもちます。
まとめ
- 健康食品・大豆(大豆イソフラボン)の効果は、最新研究から前立腺肥大や前立腺ガンの予防や進行、死亡率の低下に効果的。
- 大豆のイソフラボンの摂取目安は、1日70~75mg。
- 1日1回は、大豆食品を食べると良い。
- 大豆は、栄養バランスの良いスーパーフード、心臓病、肥満、糖尿病などの予防にも効果的。
大豆を効果的にとって、健康の日々を送りたいですね。