紫花豆の甘煮(煮豆)の簡単作り方・レシピ【オリジナル】!栄養はあるの?
知り合いから紫花豆を200gほどもらったので、甘煮チャレンジ!
大きな豆で存在感もあるお豆で甘煮にするとある意味スイーツです。
ネットでも花豆の甘煮のレシピはいろいろ出ていたので試してみた結果、
もっと簡単に手軽にできる作り方を考えてみました。
早速、みていきましょう!
紫花豆の甘煮の簡単作り方・レシピ【オリジナル】
花豆は、大きいですよね。でも乾燥しているとめちゃくちゃ軽いです。大きい割に重量感はまったくありません。
でも心配ありません。しっかりと煮るとぷっくりとホクホクのお豆になります。
では、早速に
紫花豆の甘煮の作り方です。
① 水戻し
花豆は、軽く水洗いして大きめのボールに入れてたっぷりの水で1昼夜戻します。
花豆が軽いので、プカプカ浮いてきますがしばらくすると水分を吸って沈んできます。
かなり吸収するので、たっぷりの水を入れておくのがいいです。
常温で戻してOKです。
一昼夜水に漬けたものがこちらの画像です。
水を吸収して、体積が増えボール一杯に膨らみました。
② アク抜き
約半日~1日置いて十分に水分を吸収している花豆をザルにあげます。
次に花豆を鍋に入れて、たっぷりの水を入れて強火で煮ていきます。
しばらくするとアクがでてくるので、十分に出た感じのところでザルにあげて、茹でこぼします。
だいたい40分ほど煮ればいい感じです。煮汁がコーヒーのようになります。
もう一度、同じように煮てアク抜きをします。ほとんどアクが出ないようになったら、OKです。
③ 煮る
鍋と花豆を水洗いして、花豆が十分に水をかぶるぐらい水を入れて強火で煮る。
煮立ったら、弱火にして約40分程度煮る。水が減ってきたら花豆がかぶる程度にお湯を足して煮る。
※足し水は、水ではなくお湯をいれましょう。皮の破れるのを防ぐことができます。
④ 味付け
花豆が十分に柔らかくなった段階で、花豆と同量の砂糖を入れて弱火で煮ます。
同時に塩も少々いれると甘味が際立ちます。
※砂糖は、黒砂糖(キビ砂糖)にすると上品なコクのある甘さになります。
20分ほど煮て汁が煮詰まってきたら完成です。そのまま冷まして味を染み込ませます。
十分に冷めたらタッパなどに入れて冷蔵庫で保存します。
1週間は十分に持ちます。
200g程度だと美味しいので家族で食べると2日ほどで完食してしまいますが・・・^^;
紫花豆の栄養素はなに?
乾燥した花豆とゆでた花豆では、成分に違いがありますので両方のデータを見てみましょう。※100gあたりの含有量 ※栄養成分表(「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より
- 乾燥豆 ゆで豆
- エネルギー 332 121
- 水分 15.4 69.7
- タンパク質 17.2 6.2
- 脂質 1.7 0.6
- 炭水化物 61.2 22.3
- 灰汁 4.5 1.2
- カリウム 1700 440
- カルシウム 78 28
- マグネシウム 190 50
- リン 430 140
- 鉄 5.4 1.6
- 亜鉛 3.4 0.8
- 銅 0.74 0.17
- ビタミンE 0.1 微量
- ビタミンK 8 3
- B1 0.67 0.14
- B2 0.15 0.05
- B6 0.51 0.11
- 葉酸 140 23
- パントテン酸 0.81 0.18
- 水溶性食物繊維 1.2 0.7
- 不溶性食物繊維 25.5 6.9
紫花豆は、タンパク質、炭水化物、鉄、食物繊維が豊富であることがわかります。ただゆでてしまうことが多くの栄養成分が溶け出してしまうのでもったいないですけどね。
こればかりは、アク抜き工程があるので仕方がありません。
あと紫花豆の紫色の色素であるアントシアニンが含まれているので抗酸化作用によるアンチエイジング、動脈硬化予防、視力向上などが期待できそう。